せどりは終わったと言われて久しい。
情報システムの進化によりブックオフを始めとする中古店の値付けも昨今ではアマゾンに近いものになっており、安いところで仕入れてアマゾンで売って利益を出すせどりのメカニズムが難しくなっているからだ。
インターネットから仕入れする電脳せどりと言われる手法も、アマゾンより安く販売すれば一瞬で多くの電脳せどりツールに発見され利益が出るものは瞬く間に刈り取られてしまう状況だ。
もちろん、今でもせどりで稼ぐことは可能と思うが、数年前からすれば難易度は飛躍的にあがっている。
しかし「せどりはまだまだ稼げますよ!」と甘い言葉をかけるブログは多い。
なぜか?
理由は簡単でせどりは稼げなくなったからである。
今までせどりで稼いでいた人間たちが、せどりが稼げなくなってコンサルする側に回り出したからである。
せどりで稼げるのであれば、そのまませどりを粛々と続けて目一杯稼げばいいだけいいだけでありコンサルをしてわざわざライバルを増やす必要はない。
しかも、ただでさえ環境は悪化しているのだから。
ブログを見ても、Youtubeを見ても、ツイッターを見ても、
これだけせどりの手法をレクチャーしたい(自称)せどりコンサルタントが増えているということは、すでにせどりがオワコン化した末期的状況にあるという証明なのかも知れない。
情弱を釣るブログの特徴の一つは、
「月○○万円稼いでいます!という実績を強調して自己を権威付けしようとする」
ところにあるのだそうだ。
なぜわざわざネットで自分の稼ぎを書き込んでライバルを増やそうとするのか?
そこをよく考えると、彼らの狙いは分かりやすいのではないだろうか。